ワンランク上のホッと一息つける空間

2013年7月26日金曜日

窓枠 そして母



一人で住んでいる母の用事をすませて帰ってみると・・


                県道側

  


 テラスをつくる予定の入り口も




トイレから
   

厨房さんとウエイトレスさんが

窓枠を白く塗り

ガラスの保護に貼ってあったビニールをとってくれていました

クリアにひろがった風景

雨で洗われた木々がきれいです



86歳になる母は 気丈に がんばっていてくれます

自分に何かあると みんなに迷惑がかかる と言って

今でも 料理を手作りしてます

できあいのお総菜は 添加物などが入っているからと

煮干しでダシをとって味噌汁をつくったり 煮物をつくったりとがんばります

母にとって それが当たり前です
 
海辺で育ったためか魚が好きで

仙台朝市のお気に入りの魚屋さんにお世話になっています

切り身になっている魚は嫌いで

「顔がついている」魚でないと どういう魚かわからない

と言って まるのままの魚を並べて売っていて

料理に応じて魚をさばいてくれる魚屋さんに通い詰めていました

ずっと 話し相手になってくれていた女性の店員さんが

お店をやめてしまって 

しばらくは寂しそうでしたが

また別の楽しみを見つけて 通っています

もう 50年ぐらいになるでしょう

最近 空いているブースを見つけては ため息をついています

もっと活気があった頃を思い出しているのでしょう

いつまでも 元気でいてください



記事:店主