6月6日は 臨時休業をいただいて
二人で東京へ
日本ボルカフェの社長さんのセミナーはイエメンについて
アラビア半島の西南部の緑が豊かな地域は
Arabia Felix 幸福のアラビア と呼ばれている
これは 幸福であってほしいという願いも込めてだが
イエメンのコーヒーは生産性が低いコーヒー
マチュピチュは遺跡だけど
イエメンは マチュピチュと同じようなところに
人々が生活している
標高は 2567m
コーヒーは テラス と ワジ で栽培される
急な斜面に石を盛り 斜面と石の間に土を入れ
テラス を つくる
その土の部分にコーヒーの苗木を植える
天の恵みである雨で育つコーヒー
または ワジ という谷の底の枯川で栽培される
ワジは一見 石と砂だが
この石はもろく 崩れると土っぽくなる
ここは地下水が豊富なため
収穫量の過半数はワジによる
ここのコーヒーは 鈴なりになったりしない
完熟した赤い実をひとつひとつ収穫し
一般家屋の屋上で乾燥させる
「カート」という葉っぱを栽培すると早く栽培できるし
手軽に現金化できるためそちらを栽培したがるが
その葉っぱは 噛むと気分を高揚させ いい気持になるため
人々が 怠け者になる
そのためコーヒーの収穫を復興させようとしているという
試飲した イエメン・モカ・ハラーズ
何とも言えない甘い香り
甘くてふわっとした酸味
さすが「コーヒーの貴婦人」 と言われた所以が
ここにあった
次は アンナ・キムさんという韓国の女性のセミナー
彼女は韓国国立舞踊団に入りダンサーとして頑張っていたが
ある時 お母さんと一緒にある映画?を見て
子供たちを助けなきゃという思いに駆られた
アメリカの高校に通い成績優秀となり
カリフォルニア大学から国連に入ったが
パソコンに向かう日々
国連をやめてコンゴに単身乗り込む
コーヒーを輸出をする会社を立ち上げた
中央アフリカにあるコンゴ民主共和国
ベルギーの植民地時代にコーヒーが植えられた
国内で幾度となく 紛争があった
兵士として働いていた人々が
コーヒーを栽培することによって
戦争に従事することがなくなったという
その結果 人々の生活が安定してきている
価値のあるコーヒーをつくり 価値に値するお金を支払う
これが本来のフェアトレードだ
価値のあるコーヒーをつくり 価値に値するお金を支払う
これが本来のフェアトレードだ
「コーヒーは私たちにとって アンバサダー(大使)である」と彼女
こんなに若いけど 彼女の力は大きい
これまでも さまざまな難問にぶつかったという
「 でも 難問は 成長の機会 」
2060年までに アフリカの子供は世界の40%となる
“ コーヒーは 産地にお金が戻る ”
世界の子供たちに 人間らしい人生を!!
わたしたちは コーヒー店をやることにより
知らず知らずに 産地の人々を
微力ながら 支えているのかもしれない
早速購入した イエメン・モカ・ハラーズ
(もうちょっとお待ちください。あの味を再現します)
コンゴ・ミノバ kive3 (kive3は最高グレード) をよろしくお願いします
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