一人で住んでいる母の用事をすませて帰ってみると・・
トイレから |
厨房さんとウエイトレスさんが
窓枠を白く塗り
ガラスの保護に貼ってあったビニールをとってくれていました
クリアにひろがった風景
雨で洗われた木々がきれいです
86歳になる母は 気丈に がんばっていてくれます
自分に何かあると みんなに迷惑がかかる と言って
今でも 料理を手作りしてます
できあいのお総菜は 添加物などが入っているからと
煮干しでダシをとって味噌汁をつくったり 煮物をつくったりとがんばります
母にとって それが当たり前です
海辺で育ったためか魚が好きで
仙台朝市のお気に入りの魚屋さんにお世話になっています
切り身になっている魚は嫌いで
「顔がついている」魚でないと どういう魚かわからない
と言って まるのままの魚を並べて売っていて
料理に応じて魚をさばいてくれる魚屋さんに通い詰めていました
ずっと 話し相手になってくれていた女性の店員さんが
お店をやめてしまって
しばらくは寂しそうでしたが
また別の楽しみを見つけて 通っています
もう 50年ぐらいになるでしょう
最近 空いているブースを見つけては ため息をついています
もっと活気があった頃を思い出しているのでしょう
いつまでも 元気でいてください
記事:店主